わきが手術に保険はきく?治療法の費用やメリット・デメリットを比較!

わきがを治したいと思ったら、病院での治療を考える人は多いでしょう。

でも、

・どんな手術があるの?

・お金はどのくらいかかるんだろう?

・治療したらちゃんと治るの?

・手術ってことは傷跡が残るの?

色々なことが不安ですよね。

 

どうも、『スメ女ですがなにか?』Lenaです。

わきがの手術は、受けた経験がある人がいても

「こないだ、わきがの手術を受けたんだけどね…」

みたいに、話題になることがほとんどないので情報が入りづらいんですよね。

 

実は、わきが手術の中には保険のきくものとそうでないものがあって、

保険のきく手術は、わきが再発率が低い一方で入院が必要だったり、

自由診療の手術は、費用はかかりますが、日常生活や傷跡のことを配慮していたり…

それぞれにメリットとデメリットがあったんです。

今回は、それぞれの手術の費用やその特徴をご紹介していきます。

手術はやっぱりとても大きな決断になるはず。

後悔のないよう、しっかりと情報をチェックしておきましょうね!

わきが手術は原因に直接アプローチ

病院で行われるわきが手術は、原因となるアポクリン腺に処置を施すものです。

汗腺には2種類あって、体温調節のための汗を出すのが身体全体に広がるエクリン腺です。

一方アポクリン腺は、わきの下や下腹部といった特定の場所にだけある汗腺で、

別名「フェロモン腺」とも呼ばれています。

そこから出る汗にはアンモニア、鉄分、タンパク質、脂質、糖質が含まれていて、

肌表面で細菌に分解されたときニオイを発しやすいんです。

アポクリン腺は誰でもあるのですが、わきがに当てはまる人というのは特に

・アポクリン腺の数が多い

・アポクリン腺の働きが活発

・アポクリン腺からの汗が多い

といったことが多く、そのニオイが強くなりやすいのです。

他にも、汗に含まれるニオイ成分の量や肌表面の細菌の数など、色々な要素が絡み合ってニオイの程度も変わるので、

いちがいに「わきが=絶対に手術が必要」とは言えませんが、

手術をして汗腺の働きを弱めたり、汗腺自体をなくしたりするのがわきが治療に効果的であることは間違いありません。

わきがの手術にはどんな種類があるの?

現在、わきがの手術にはたくさんの種類があります。

保険のきく手術もあれば、手術跡の分かりづらいもの、日帰りでできるものなど…

それぞれにメリット・デメリットがあるので、金額の相場と併せてご紹介していきたいと思います。

保険がきく手術・メリットとデメリットは?

剪除法(せんじょほう)

わきの下に3~5センチほど切り込みを入れて皮膚を裏返し、目視しながら直接アポクリン腺を取り除く手術です。

保険適用の手術なので、相場はおよそ5万円ほどになっています。

 

剪除法のメリットは、直接見ながら施術をするのでアポクリン腺を完全に切除しやすいこと。

マユ
この手術のわきが再発の可能性はかなり低いのよ。

しかし剪除法は、比較的大きく切るためにその手術跡が残りやすいのが難点といえます。

夏にノースリーブを着たい女性にとっては、かなり気になるポイントなのではないでしょうか。

もうひとつのデメリットは、術後一週間はわきを完全に固定しておかなければならないこと。

しほ
うーん、仕事があるから1週間休むのは難しいなぁ…

また、医師の技術によっては取り切れないこともありますので、

取り残しによるわきが再発や病院とのトラブルを避けるためにも、病院の実績はよくチェックしておくべきです。

切除法

最近では行っている病院が少なくなった手術です。

切除法では毛根や皮脂腺、汗腺をわきの下の肉ごとごっそりと取り除きます。

しかし、15センチほどの切開をするのでその傷口はかなり大きく残ってしまいます。

また、縫合した皮膚がひきつれて、つっぱったような感覚が残ることもありますし、

術後2~3週間は入院が必要というのもデメリットといえるでしょう。

マユ
切り込みの周りに取り残しが起きやすくて、わきが再発のリスクもあるのが残念ね
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番外編:ボトックス注射(程度による)

手術のためのまとまった休みが取れない、という方に嬉しいのがボトックス注射です。

手術というよりは処置なので、10分くらいで終わりますし病院によっては当日の対応もしてくれます。

メリットは、傷口が残らずに技術による効果のばらつきが出ないこと。

マユ
「いきなり手術はちょっと不安…」という方にも始めやすいわきが対策よ。

しかし、あくまでも汗の分泌を抑える成分の注射なので、その効果は期間限定。

半年~長くても1年くらいで効果が薄れてきますから、通院を繰り返すことで出費がかさみがちになるのがデメリットといえるでしょう。

ボトックス注射の相場は、2万円~10万円ほど。

基本的にボトックス注射は保険適用外ですが、

わきがや汗の量が「重症」と診断された場合は、保険がききます。

しほ
でも重症なら、もっと効果の長い手術をするのもアリかなぁ…

保険がきかない手術・メリットとデメリットは?

わきがの手術は、保険のきかない自由診療が圧倒的に多いです。

より「傷口が目立たないこと」「早く日常生活に戻れること」を重視する人が増えているからで、それが最大のメリットでもあります。

病院によって様々な呼び方やそのプロセスに多少の違いはありますが、主に次のような手術になります。

五味式直視下剥離法

五味クリニックの院長で、体臭にまつわる様々な著書を出し、20年以上ニオイ治療に関わってきた五味常明医師考案の手術方法です。

費用は、およそ30万円ほどになります。

わきのしわに沿って2センチほどの切込みを入れるため、その傷口は比較的小さく、目立ちにくいのが特徴。

皮膚と脂肪のある層からアポクリン腺のある層を剥がす(剥離する)ことで、アポクリン腺本体とその根っこをより除去しやすくするのです。

手間をかける分再発のリスクはかなり低いのですが、手術の時間がかかってしまうのがデメリットといえるでしょう。

マユ
といっても、他の手術プラス30分くらいだけどね。

そして術後4日間は圧迫固定、抜糸まで2週間ほど、傷口が目立たなくなるまでは半年ほどかかります。

皮下組織掻爬(そうは)法

わきの下に2センチほどを切り、耳かきのような器具「キューレット」を入れてアポクリン腺を掻き出す方法です。

費用相場はおよそ30万円ほど。

傷口が小さくなるのがメリットですが、見えないところで器具をまんべんなく動かす必要があるので、アポクリン腺の取り残しも起こりやすいです。

また、皮膚の深い部分にあるアポクリン腺本体は取り除けても、肌の表面に近い部分にあるアポクリン腺の根っこが残りやすいため、再発の可能性はあります。

更に、傷口の大きさの割にその癒着が悪いという術後のリスクもあります。

イナバ式皮下組織削除法

わきがや多汗症の専門家として長年活躍する稲葉義方医師考案の手術法で、日本医師会最高優功賞を受賞しています。

費用は20万~30万円前後が相場です。

掻把法のキューレットとは違い、カミソリの刃がついた特別な器具を使用します。

特許も取得している「皮下組織削除器」を切開箇所から差し込み、内側からアポクリン腺やエクリン腺、わき毛を削り取るのです。

切開する幅はおよそ1センチで、かなり目立ちにくいといえるでしょう。

掻把法よりも広い範囲で削り取るので、より効果的にアポクリン腺を除去できます。

しかし、やはりアポクリン腺を直接見て行うわけではないのと、器具の扱いによっては奥の方まで届かないこともあるので、再発の可能性はゼロではありません。

しほ
熟練した先生にお願いしないとですね!

また、真皮部分を削るので合併症のリスクもあります。

そして術後4日間は圧迫固定が必要ですし、傷口が目立たなくなるまで半年~1年はかかると思っておきましょう。

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皮下組織吸引法

掻把法などと同じく、切開箇所から器具を差し込み処置を行うものです。

その費用はおよそ15万円前後。

掻把法との違いは、切除するのではなく管状の「カニューレ」というものを使い、その先からアポクリン腺を吸引します。

しほ
掃除機みたいなイメージかなぁ?

傷口が小さくて済むことと、術後の回復が早いことがメリットとしてあげられます。

ただし、この方法も直接目視してやるわけではないので、医師の経験と感覚が再発のリスクを左右してしまいます。

超音波吸引法

超音波の力を使って汗腺を破壊し、吸引して取り除く手術方法です。

およそ40万円ほどの費用がかかります。

皮下組織吸引法と同じようにカニューレを差し込んで、その先端から超音波を当てます。

マユ
吸引の前に汗腺を破壊することで、アポクリン腺の除去率が高くなるのがメリットね

術後にわきを固定しておくダウンタイムも、他の手術と比べ2日くらいと短めです。

超音波による熱で皮膚にダメージを受けたり、やけどのリスクもあるのが気になるところです。

ビューホット

汗腺に極細の針を刺して高周波で破壊する、最新のわきが手術です。

費用は30万円くらい。

汗腺の深度はそれぞれ違うのですが、それに合わせて出力を変えられるビューホットは、皮膚への負担をかなり小さくすることができます。

しほ
針が極細なら傷口も残りませんね!

術後のダウンタイムも必要ないので、早く日常生活に戻れるのが嬉しいポイント。

高周波は照射されたところが熱を持つので、ビューホット手術は冷却しながら行われます。

それでも術後しばらくは、針を刺した痛みやちょっと腫れが出ると思っておいた方がいいでしょう。

見た目や術後の負担が軽いので現在多くのクリニックが取り入れていますが、やはり目視しないことでアポクリン腺を除去しきれない可能性もゼロではありません。

ミラドライ・サーミドライ

最新のわきが治療機器で、マイクロ波をあてて汗腺を破壊します。

皮膚の上からあてるので、切開の必要がなく傷口を作らないのが最大のメリットです。

局所麻酔をしてから、片わき20分くらいマイクロ波を当てて15分ほど冷却すれば手術が終わります。

マユ
施術当日からシャワーも浴びられるので、日常生活や身体への負担はかなり少ないわ。

手術費用は35万円~50万円くらい。

元々、体臭の強いといわれる西洋人向けに作られた機械なので、日本人に使うためには照射の仕方やレベル調整が必要となってきます。

こちらもビューホットと同じく、目視をしないために再発するリスクがあることは覚えておきましょう。

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手術をすればわきがは完治するの?

たくさんお金を払って手術するんだから、わきがは治るんだよね?

と不安になるでしょう。

結論からいえば、わきがは手術で完治します。

ただし、基本的にどの手術であっても「1回で治るとは限らない」と思っておくべきだと考えています。

「1回の手術で、96%がわきがを完治させています」といわれていても、あなたが残りの4%に入ってしまう可能性はあります。

それに、医師の技術や経験によってもアポクリン腺の取り残しは左右されてしまいます。

 

しほ
でも、わきがの原因となる汗腺を取り除ければニオイは出なくなるんですよね?

 

マユ

そうよ。

だから、わきが手術を後悔をしないための心づもりとして

1回目で良くならなくても、次で全部汗腺が取れたらいいな

くらいの気持ちでいてほしいわ。

 

クリニックよっては「施術1回保証」といったプランもありますし、2回目の手術であれば割引してくれるところもあるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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まとめ:手術で何を優先するか相談できる病院を選ぼう

最近のわきがの手術には、とても多くの選択肢があります。

どの方法を選ぶか悩んだときに大切なのは、「あなたが何を優先したいか」です。

クリニックによって「推し」の手術や治療法があるので、まだあなたが悩んでいる段階であっても手術をおすすめしてくることがあります。

でも、

費用面を抑えたいが、傷口が残りやすいのは構わないか

長期休暇が取れないけど、手術金額には納得できるか

といった部分を考えないと、たとえわきがが治ったとしても何かしら心に引っかかっていくと思います。

 

なので、自分にとってどの手術がベストなのかを一緒になって考えてくれる病院を探すべきです。

そして本当に正しい診療は、「そもそも本当にあなたの症状には手術が必要なのか」からみてくれるものなんじゃないでしょうか。

まずは、わきが手術をメインにしていない皮膚科で相談するのも一つの方法だと思いますよ。

いくら悩んでいても、気持ちよく完治しなきゃ『スメなに』の目指すスメ女じゃないんで!

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