仕事柄毎日履く必要があったり、ときに素足よりもより脚を美しく見せられるストッキング。
女性にとって欠かせないファッションアイテムです。
でも
・新品を履いたのに仕事終わりにはすごく臭い
・帰ってすぐに洗濯したのにニオイが取れない
・ストッキングを履いたときだけ臭い気がする
こんな悩みを抱えているストッキング女子も多いハズ…
どもー、『スメ女ですがなにか?』Lenaです。
ストッキングって薄い割にはムレやすくて、靴の中が湿った感じになるときありますよね…
以前のあたしも、裸足や靴下のときには気にならないのに、ストッキングだといやーなニオイが目立っていました。
実はストッキングが臭くなるのは、ストッキングの素材と、固くなったかかとの角質が問題だったんです。
今回は、ストッキングについてしまったニオイを取る方法についてお届け。
正しいストッキングの洗濯をしたり対策しておけば、ストッキングを1日履いたときにも「臭くないかな…」なんて不安に悩まされることもありません。
臭くなる原因をきちんとおさえて、ストッキングのときにもにおわない足にしちゃいましょ☆
ストッキングが臭い原因
ストッキングってとても蒸れやすくて、気づいたら臭くなってた!なんてことありませんか?
しかも、あんなに薄いのに洗濯をしてもストッキングのニオイが取れないこともしばしば。
「電線しやすいし、ストッキングは消耗品と割り切って、におったらすぐにポイ!」
…ってする方もいるんでしょうけど、生地が傷んでないならそんなの正直もったいない。
そもそも、どうしてストッキングが臭くなってしまうんでしょうか?
ニオイ対策の前にまずはストッキングがにおってしまう原因について探っていきましょう。
1.ストッキングの素材
女性が使うストッキングの多くはナイロンやポリエステルでできていて、薄くて軽くしかも脚の形にフィットするのがウリ。
でも綿や麻とは違い、ストッキングの素材には吸湿性や吸水性がほとんどないので、足裏にかいた汗がそのまま残っちゃうんです。
また、繊維の特徴として静電気を帯びやすいため、ストッキングにはほこりもくっつきますよね。
こうして足の裏についたままの汗や垢、ほこりが雑菌のエサになります。
雑菌はそれらのエサを分解するときにニオイを発していて、これが足とストッキング自体を臭くしていたんです。
要するに、ストッキングを履いた足は「雑菌ようこそ状態」ってこと。
2.靴を履くとムレやすい
ストッキングを履いた足に靴を履くと、とてもムレやすいものです。
ナースシューズやサンダルのような一見通気性が良さそうに見える靴も、足の裏はインソールに面したまま。
ただでさえストッキングが汗を吸ってくれないのに、靴を履くことでより通気性が悪くなってしまいますよね。
雑菌は湿度が高いと繁殖しやすいものなんです。
3.ストッキングの大敵・ガチガチかかと
足裏の皮膚は全体重を支えるためにとても分厚くできていて、ターンオーバーにかかる時間が他の皮膚よりも長い場所です。
つまり、足の裏は古くなった角質が剥がれ落ちず溜まりやすいってこと。
これがストッキングを履く人にとって悩ましい「ガチガチかかと」の原因です。
しかもこの「ガチガチかかと」、実はニオイの元にもなっていました。
古くなった角質は、靴や歩く摩擦で剥がれたときに汗と混ざって雑菌のエサになりますし、汗でふやけた角質にも雑菌は繁殖しやすいんですよ。
こうして増えてしまったニオイの元である雑菌は、足からストッキングの繊維にうつっていきます。
しかも、繊維の奥の方に入っていってしまうので、雑菌の量によっては洗濯してもニオイが残ってしまうってワケです。
ストッキングのニオイをとる洗濯方法
手洗いがおすすめ
ストッキングの生地は薄いので、デリケートに扱う必要があります。
手で洗う方が傷みにくいですし、ニオイのつきやすい足裏も重点的に洗うことができるのでオススメです。
ストッキングを手洗いするときの手順は次のとおりです。
気になる汚れやニオイの気になる足裏部分は強すぎない力でこすりましょう。
脱水のときに、ぎゅーっとにぎって絞るのが絶対ダメというわけではありませんが、あまり強くすると生地が傷むのでやめておいた方がいいと思います。
洗濯機で洗うときのポイント


ストッキングはネットに入れれば、洗濯機でも洗えます。
でも、気をつけたいポイントがあるんです。
まずは、ネット一つにつきストッキングは1本だけ入れるようにすること。
ストッキングを何本もまとめて洗うと、絡まり合って静電気が起こり電線しやすくなってしまうんです。
そして、ニオイをしっかり落とすためには裏返して洗うこと。


また、皮脂や汗汚れには弱アルカリ性の洗剤がいいのですが、ストッキングはデリケート素材で出来ているので、おしゃれ着洗いのような中性洗剤を使うのがベター。
ニオイがよっぽど気になる場合には、手で予洗いしてから洗濯機で洗えばニオイもずいぶんと解消されるはずですよ。
ストッキングを洗濯したら干し方にも気をつける
ポイントをおさえてキレイになったストッキングは、生地を傷めないために干すときにも気をつけたいポイントがあります。
それは、陰干しして、つま先が下になるように干すこと。
お尻部分を下にして干すと、ウエストのゴム部分に水が溜まって劣化しやすいんですよ。

ストッキングを臭くしない!ニオイ対策は足から
ストッキングが臭いのは、足裏の雑菌がほとんどダイレクトにくっついてしまうのが原因です。
でも、足の裏は背中の次くらいに汗腺が多く、元々とーっても汗をかきやすい場所。
ストッキングをにおわせないためには、におわない足にすることが大切なんですよ。
正しい足の洗い方
足のニオイを防ぐためには、洗い方はとても重要。
でも、ゴシゴシ洗えばいいってもんじゃないので、洗うときのポイントをしっかりとおさえておきましょう!
・足湯をしてから洗う
・ボディーソープよりもせっけんがオススメ
・せっけんを泡立てて使う
・手で洗う
洗う前に足湯をすれば汚れが浮き上がって落としやすくなりますし、保湿成分などの含まれたボディーソープよりもせっけんの方が汚れを落とすことに向いていたりします。
手洗いがベスト!女性の足のニオイを消す洗い方と効果アップのコツ


角質ケア
角質の目立つ足は見た目にも美しくないですね。
雑菌のエサになる角質は放置せず、きちんとケアしていきましょう。
スクラブ入りクリームで徐々にケア
週に3~4回バスタイムにマッサージすることで、徐々に角質を減らしていくケア方法です。
皮膚へのダメージも少ないので、「そんなにガチガチかかとではないかな…」っていう場合にはスクラブマッサージをオススメします。
まずは好きな香りから試してみるのもいいかもしれませんね!
削って除去する
軽石で削るという選択肢もありますが、電動の角質除去リムーバーなら初めてでも使いやすくてオススメです。
分厚くなってしまった角質を回転するやすりで削り取るアイテムで、軽石よりも短時間にきれいに角質を取り除くことが出来ます。
電動リムーバーはお手軽で角質除去にはかなりの即効性がありますが、その分ダメージも大きいです。
削った後の皮膚はきちんと保湿するのを忘れずに。
使う頻度は週1回や2週間に1回などメーカーによって異なりますが、やりすぎは肌を傷めるので気をつけましょうね。
ケミカルピーリング
薬剤を使ったケミカルピーリングは、足全体に古い角質が溜まってしまった方にオススメ。
足全体を薬液につけるだけで、後日ごっそりと角質が剥がれてくるんです!
肌荒れを起こさないためのパッチテストは欠かせませんが、それさえクリアできれば皮膚へのダメージは一番低い方法だといえます。
ネイルサロンでついでにフットケア
ネイルサロンの中には、フットケアのコースを用意しているところもあります。
角質ケアとフットネイルがセットになっているところもあるので、ニオイケアを兼ねながらネイルも楽しめたら一石二鳥ですよね!

足のニオイ対策アイテム
きちんと洗っていてフットケアをしていても、やはり靴を履くことでどうしてもにおいやすくなってしまいます。
足のニオイ対策アイテムを上手に使って、におわない足をキープしていきましょう!
出かける前には、クリームタイプがおすすめ
クリームタイプは伸びもよく、足全体に成分をいきわたらせることができます。
足裏の汗をおさえるひきしめタイプや殺菌効果の強いもの、角質除去成分が含まれているクリームなど…
足に直接つける必要があるので、ストッキングを履く前に先回りして使う予防アイテムです。
外出先では消臭スプレーでケア
持ち運びやすいサイズも多く展開されているスプレータイプは、外出先での応急処置にぴったりです。
スプレー後に白くなりにくいものが多いので、ストッキングの上からでも使えますし、靴の消臭もできるタイプなら更に心強いですね!
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ニオイ美足へ!外出先ですぐに足の臭いを消すスプレー(女性向け)おすすめ5選
まとめ
今回は、臭くなってしまったストッキングのニオイを取る方法についてご紹介しました。
手洗いで洗えばストッキングが長持ちしますし、洗濯機で洗うときに予洗いしておけばニオイが取れやすくなるものです。
そしてストッキングがにおってしまう理由は、ストッキングが汗を吸わない素材でできていることの他に、
足の裏は通気性が悪くて雑菌が繁殖しやすいこと
古くなった角質が雑菌の栄養分になってしまうこと
がネックでしたね。
でも、正しい洗い方をしたり対策アイテムを使ったりすることで、足そのものがにおいにくいようにしていけばストッキングもにおいにくくなります。
どのケア方法も、足の見た目もきれいになる一石二鳥のものばかりですから、ぜひ実践してみてほしいと思います。
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