タイツって靴下よりも足が臭くなりやすくないですか?
しかも、洗ってもニオイが取れない…!!
どもども、『スメ女ですがなにか?』のLena(@Lena_sumanani)です。
タイツって、女子にとってホント冬のマストアイテムですね。
足の露出度が減ることでスカートも履きやすくなるし、最近のタイツは引き締め効果もあってありがたすぎる!!
なのにですよ?
ブーツやパンプスを脱いだ途端、モワ-っと上がってくるムレた足のニオイ。
思いがけず靴を脱ぐタイミングに、慌てたことのある女性も少なくないハズ。
タイツってあったかいんだけどその分ムレやすくて臭くなっちゃうんですよね。
しかも、洗濯してもニオイが残ったり靴にもニオイがうつったりして、汗をかきにくい冬ににおっているのはちょっと恥ずかしいものです。
今回は、タイツのニオイを効果的にとる洗濯法をお届け。
実は素材を傷めないように手洗いすることで、ニオイだけじゃなくタイツの天敵・毛玉も予防できちゃうんです!
そして、ストッキングと違ってちょっと丈夫なタイツは
・裏返す
・摩擦を減らす
・洗濯コースを「手洗い」にする
といったポイントをおさえれば、洗濯機でも洗えます。
ニオイや毛玉と無縁のタイツでオシャレを楽しんじゃいましょう♪♪
タイツの洗い方
毛玉も防げる手洗いがベスト
タイツは綿や麻よりもデリケートな素材で出来ているので、生地の傷めないためには手洗いがオススメです。
手洗いはブラジャーやストッキングの洗濯にも効果的ですから覚えておくと便利ですし、慣れちゃえば短時間で出来るようになりますよ。
手洗いの方法
《準備するもの》
・洗面器
・ぬるま湯か水
・中性洗剤(おしゃれ着洗いがオススメ)もしくは中性の固形せっけん
・バスタオル

洗面器に水かぬるま湯を張り、そこに洗剤やせっけんを溶かして洗濯液を作りましょう。
タイツによく使われるナイロンやポリエステルといった素材は熱に弱いので、お湯はNGです。
タイツをゴシゴシ擦って洗うのではなく、押し洗いをしましょう。
ぎゅっぎゅっと押すのではなく、沈めたり浮かせたりを繰り返す感じです。
もし、特にニオイや汚れの気になる部分があれば、洗剤を直接つけて指で少したたいてなじませましょう。
水を溜めるよりも流水を使う方が早くすすげますよ。
タイツ女子にとってニオイと同じく悩みの種になるのが毛玉…
手洗いすることで、実はタイツの毛玉防止にもなるんですよ。
毛玉ができてしまう原因は、摩擦で生地の表面が擦り切れ繊維が丸まってしまうこと。
そして白い毛玉は、丸まったタイツの繊維に他の服の繊維がつくことで出来ています。

洗濯機で洗うときのポイント
冬は毎日タイツを履く、という女性も多いでしょう。(ホントあったかいもんね)
となると、毎日手洗いするのはいくら慣れてもさすがに面倒ですし、洗濯するタイミングまで洗っていないタイツを溜めておきたくもありません。
今度は、洗濯機を使って洗うときのコツを伝授していきますね。
裏返す
手洗いのときにもご紹介しましたが、つま先の方に溜まっちゃったほこりや皮脂汚れは裏返すことで落ちやすくなります。
ガサガサかかとで剥がれた角質なんかもタイツの繊維に引っかかりやすくて、そのままにしておくとニオイの原因に…!!
裏返して、足裏部分に直接洗剤をつけておくプチ予洗いをすると、更にニオイ落ち効果がアップします。
ネットに入れる
ネットに入れることで、他の洗濯物との摩擦を減らせます。
毛玉をできにくくするのが主なメリットですが、そのことが実はタイツのニオイ予防にも一役買っているんです。
毛玉が出来ると、その部分に洗剤残りや汚れ残りをしやすくなります。
残った洗剤カスは足にかいた汗や垢と混ざり、タイツがどんどん不衛生な状態に…
そんなタイツを履けば、肌荒れや雑菌の繁殖が進んでニオイがいつまでたっても落ちません。
素材をいたわる洗濯が、結果的にニオイ対策にも効果的であることを覚えておきましょう。
ネットの中で絡まったり洗浄力を落としたりしないために、ネットに入れるタイツは2本くらいまでにしておくのも大切です。
ドライコースなど弱めの水流で洗えばOK
洗濯機でタイツを洗うときには、洗濯機のコースも気をつけましょう。
「ドライコース」「手洗いコース」「おしゃれ着洗いコース」…
洗濯機の機種によって様々な呼び方がありますが、弱めの水流で洗ってくれるコースを選択してください。
防臭効果とダメージ予防、タイツの洗濯にはどちらの洗剤を選ぶ?
今回ご紹介した洗濯方法では、おしゃれ着洗いや固形せっけんといった中性の洗剤を使っています。
でも洗濯洗剤には、ニオイ対策にうってつけの「抗菌・防臭効果」のあるものが出ていますね。
人の汗や垢といった汚れは弱酸性で出来ているのですが、それらを効果的に落とすために向いているのは、弱アルカリ性の成分で作られた洗剤です。


確かに多くのタイツはナイロンで出来ているから、そういった洗剤を使ってもいいわね。
でも、弱アルカリ性の洗剤を使わない方がいい素材もあるのよ。
あたたかさをキープするためのタイツに、毛(ウール)や絹(シルク)が使われていることがありますね。
毛や絹といった動物性の繊維はアルカリ性にすごく弱くて、弱アルカリ性の洗剤で洗うと縮みやすいんです。
ですから、ウールやシルクが素材に使われているタイツは必ず中性洗剤を使いましょう。
逆に、ナイロンやポリエステルだけで作られたタイツであれば、ニオイ落ちに役立つ弱アルカリ性洗剤を使っても大した問題はありません。
体感として、ストッキングよりも糸が太い(デニール数が高い)ので、そこまで神経質にならなくてもいいのかなという感じです。
タイツを洗濯をする前には、ぜひタグやパッケージについた洗濯表示をチェックしてみてくださいね。
摩擦や毛玉といったタイツのダメージ予防もニオイ対策になります。
タイツを長持ちさせながらニオイを取りたいのであれば、やはりタイツの洗濯には中性洗剤が一番のオススメです。
臭いタイツを作らないムレ予防のコツ3選
タイツのニオイを落としても、気づけば臭いタイツに逆戻り…うんざりですよね。
タイツが臭くなってしまう一番の原因は、通気性の悪さでムレてタイツの生地や足そのものに雑菌が繁殖してしまうことなんです。
タイツを臭くしないためには、洗濯だけでなく履いているときにもニオイ対策をしていきましょう。
タイツ選び
多くのタイツに使われるナイロンやポリエステルは、他の繊維に比べて吸湿性や吸水性が低いんです。
そのため足にいつまでも汗が残ってしまったり、靴にニオイがうつったりします。
そこで、通気性を少しでもアップできるタイツやニオイ予防に効果的なタイツを履いてみましょう。
通気性アップの五本指タイツ
つま先が五本指になっているタイツなら、指の間のムレを防げます。
五本指タイツを履くメリットは他にも
・足先がすぼまらないので外反母趾予防になる
・指が動かしやすくて血行に良い
・足のふんばりがきく
ということが挙げられます。
女性は足の冷え性に悩まされる方が多いですし、女性用の靴も先端の細くなっているものが多くて外反母趾になりやすいんですよね。
スメ女だけじゃなく女性全般にオススメしたいアイテムです。
防臭効果のあるタイツ
タイツ自体にニオイ予防のしてあるものが増えてきました。
足裏に汗を吸わせるパッドがついていたり、繊維に消臭効果を持たせたりしています。
消臭アイテムで予防&応急処置
出かける前と外出先でこまめに消臭アイテムを使えば、足のニオイをおさえることが出来ます。
お出かけ前には、抗菌・防臭を意識しましょう。
直接足に塗るクリーム(ジェル)タイプなら、もれなく足裏全体に成分を届けることが出来て安心ですね。
また、外出先ではトイレに行くタイミングでこまめに消臭・殺菌をしていきます。
タイツを脱げない外出先では、スプレータイプがオススメ。
タイツを履いたままスプレーできるものや靴にも使えるものなど、外出先での応急処置にぴったりなんですよ!
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靴のケア
朝出かけてから帰ってくるまで、1日ずっと同じ靴を履いているという方は多いと思います。
1日履いていた靴は湿度が高く、ニオイの原因となる雑菌が繁殖しやすい環境なので、毎日履けばどんどん臭くなっていきます。
これじゃ新品のタイツを履いたとしても、靴のニオイがうつって臭くなってしまいますよね。
靴はスーツと同じく「1日使ったら少なくとも1日休ませる」のが理想です。
でもスニーカーとは違い、パンプスやブーツなどは洗うのがなかなか難しいですよね。
そういうときには、せめて靴を乾燥させるように心がけてみてください。
・靴用消臭スプレーをしておく
・10円玉を靴に入れておく
・新聞紙を入れておく
これだけでも靴のニオイは抑えられますし、中敷きを外して天日干し(靴の素材によっては陰干し)できればベターですね。
まとめ
今回は、タイツのニオイをとる洗濯方法をご紹介しました。
裏返してから洗う
摩擦を少なくする
ことに気をつければ、ニオイだけじゃなく毛玉の予防にもなることが分かりましたね。
そして、タイツ自体や足をにおいにくいように対策したり、履いている靴にも気を配ったりしましょう。
そうすることでタイツが臭くなりにくく、結果として洗濯の手間を減らすことができます。
オシャレのようにちょっとした手間を惜しまないことが、タイツを臭くしない一番の対策法なんじゃないかなと思います。
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