あなたの周りに、香水くさい男はいませんか?
ただでさえ窮屈な通勤電車やエレベーターなどの密室で…
はたまた、朝に颯爽と出社してドアを開けたオフィスで…
挨拶よりも先に飛び込んでくる、鼻を刺すようなモワーっとした香水の香り!!
五感を直撃するストレスってホントつらいですよね。
どうも、『スメ女ですがなにか?』のLena(@Lena_sumenani)です。
最近じゃ「スメハラ」なんて略語で可愛く聞こえますが、その実態はかなり厄介…
お局様相手でも難敵ですが、キツイ香水の根源って意外と男性だったりするんですよね。
香水の量と仕事のやる気が比例するとでも思ってるのか知らないけど、
マーキングしてるんですか?ってくらい香水をつけすぎちゃってる!!
しかも、それが上司だったり先輩だったり…なかなかの「イイ大人」が相手だから、職場の人間関係にも気を遣っちゃいますよね。
いっそ身内ならはっきりと「やめてほしい」って言えるのに…
今回は、職場にいる「香水つけすぎ男」相手でも、人間関係を壊さずにうまく注意する方法を考えてみました!
「香水くさい男」を上手にあしらって、匂いストレスから開放されちゃいましょう☆
みんな香水くさい男に悩んでいた!
実は、あたしは普段あまり香水をつけません。
「普段自分がつけてないから香水の臭いをきつく感じてるだけで、実はみんな平気なのかしら?」
そう思って、10代~50代の男女300人にアンケートを実施してみたところ、実に96%の方が「香水くさい男性に遭って困ったことがある」と答えたんです。
しかも、そのうち68%が学校や職場、交通機関で遭遇しちゃってるってことで、すごく注意しづらい状況なんですね。
でも内心ではみんな結構困ってるし、香水くさい男についてシビアな印象を持ってる様子。
その強い匂いで何をアピールしたいのか知らないが、非常識で人としての評価を下げている事に気づいた方が良いのに。
もうね、香水つけている男性陣は、このアンケート結果を知っておくべきなんじゃないかしら。
世の女性は「ほんのり香る香水はセクシー、ただしイケメンに限る」って思ってますよ。
そもそもなんで香水くさくしちゃうの?
香水をつけている男性そのものに嫌悪感のある女性も多いのですが、一番の問題はやっぱり香水を「つけすぎちゃう」ことですよね。
対処法を考えるにあたって、まずは「香水くさい男は、なぜ香水をつけすぎてしまうのか」をおさえておこうと思います。
1.自分の体臭を気にしている
男性の多くは自分の体臭を気にしています。
その体臭を隠そうと躍起になって香水をつけすぎちゃうんですよね。
また、女性みたいにこまめにデオドラントスプレーをつける習慣がないという人も多いので、香水をつけるのが手っ取り早いと思っているんじゃないでしょうか。
また、本当に身だしなみに気をつけている男性というのは、朝起きたら必ずシャワーを浴びていたり髪型や持ち物など細やかなところにも気を配っています。
そして、そういった男性のほとんどはほのかにいい香りがするんですよね。
逆に、香水をつけすぎている男性に限って、なんだか脂ぎっているというか清潔感が欠けているように思います。
そんな状態に香水をつけて汗の臭いがコラボしようものなら、もはや公害指定レベルです。
清潔な身体につけてこそ香水は品よくみえるもの。
女でも同じですが、「めんどくさい」を乗り越えないとオシャレは手に入らないことに気づいてほしいです。
2.自分では匂いを感じないから
自分では分からないけど、友達が家に来たとき「洋室しかないのに、なんか畳のニオイするね」といわれたことがあります。
そうなんです、自分のニオイってあまり感じられないんです。
香水をつけすぎちゃう男性にも同じことがいえて、自分では香水くさいって自覚出来ないんだとか…
しかも、同じニオイの香水を毎日使うものだから、鼻が慣れてしまって「香水が足らない」と感じ、日に日につける量が増えてしまうんですね。
身内がその人に無関心なのか、はたまた注意してくれるようなパートナーがいないのか、いづれにせよ残念な人です。
3.周りに気づいてほしい・自己アピール
香水をつける男性には、自己顕示欲の強い人がいます。
要するに「俺のこと、見て見て!」って意識から、香水をつけすぎちゃうんですね。
自分のことしか見えてないから、周りがどう感じているかに目を向けることが出来ず、やりすぎちゃう。
バランスを考えずに、一部分だけを気にしているから全体的におかしくなっていることにも気づいていない、イタイ状態なんです。
香水くさい男にはこう対処しよう!
「香水つけすぎでくさいんで、やめてください」
こう本人に言えたら、どれだけ気分がスッキリするか分かりません。
でも、言えないんですよね。職場だもの、他人だもの。
もしかしたら同僚や他の社員は心の中で「よく言った!!」と拍手してくれるかもしれませんが、絶対表立っての賛同はしてくれないでしょう。
マスクをつけるとか窓を開けるとか、自分だけで出来ることもありますが、その場しのぎの対策にもいつかは限界が来ます。
っていうか、なんでこっちが合わせなきゃなんないの?って話ですよ。
そこで、人間関係を壊さず環境改善が期待できるような対処法を考えてみました。
彼氏の香水のきつさにお悩みの方はこちら↓
関連記事:直接言えない…!彼氏の香水がきついときの嫌われない伝え方とNGワード
1.上司から注意してもらう
職場環境を整えることも、上司の仕事です。
上司に「なんだかオフィス内で香水の臭いがキツくて、業務に支障が出ているみたいです…」と訴えてみましょう。
このとき、
- 自分だけが香水の臭いをキツく感じているのではなく、みんなも感じている
- 私情の問題ではなく、仕事に支障が出ている
ということをアピールするのが大切です。
上司も意外と「自分だけがそう思っているんじゃないか」と思って注意出来ずにいるというケースがありますから、あなたからの訴えを聞くことによって「部署全体が困っている」という大義名分を得ることができ、注意しやすくなるんじゃないでしょうか。
赤信号みんなで渡れば怖くない的なアレです。(よくないけど)
2.冗談交じりに香水のつけすぎを伝える
残念ながら、上司に訴えても動いてくれない場合もあるでしょう。
まぁ、それは上司としてどうかって話はここでは置いといて…正直、本人に伝えるのが一番手っ取り早いともいえますね。
香水つけすぎ男の中には、チャラいタイプも割と多いでしょう。
そういう男って案外繊細に出来ていて、冗談でポロっといわれたことを気にするもんです。
「香りが強いから、あなたがどこを通ったかすぐ分かるんだよね~」
「なんかうちの部署、ホストクラブみたいな匂いしない?」
と、相手のノリに合わせて悪気なく伝えてみましょう。
あたしは、ホントは普段からすごく香水の匂いがしている人に
「あれ?”今日は”すごく香水の匂いが強いね~。丸々1本かぶって来たの?ww」
と言ったら、翌日から控えてきてくれました。
本人に伝えるときには、好みを否定するのではなく、あくまでも匂いが強いことを気づいてもらわないと、あなたが「人の好みにケチをつける女」になっちゃいますので気をつけましょうね!
3.正しい香水のつけ方をレクチャーする
香水つけすぎ男には、正しい香水のつけ方を知らない「香水初心者」という場合もあるでしょう。
持ち物やスーツはすっごくくたびれているのにやたら香水の匂いさせてるとか、ミスマッチ具合がいっそ可哀想ですが、本人はかっこいいと思ってやっています。
ダイレクトに「つけ方間違っていますよ」なんて言おうものなら、「いや、これで合っているんだ!!」と意固地になってしまう可能性もあるんです。
あぁ、男ってめんどくさい…
そんなときは第三者を使って、さりげなく正しい香水のつけ方を教えてあげてください。
「この間友達に香水のつけ方を教えてって言われたんですよ~。
でも、あたしもそんな詳しくないから調べたら、出かける1時間くらい前に手首に1プッシュづつがいいんですって。
しかも、手首をこすり合わせると匂いが飛ぶから良くない、なんて初めて知りましたよ~!」
と、香水つけすぎ男とは別の人の話として情報を与えてあげましょう。
ちなみに香りは下から上に香ってくるものなので、男性であればウエストや膝の裏、足首などに30cmほど離して1プッシュをつけると、香りが強くなりすぎないそうですよ!
4.香水をつけすぎないことをルールにする
上司から注意してもらうことに近いような感じもしますが、大体、上司に注意されて控えたとしても、「しばらくしたら元通り」ってよくあることです。
であれば、部署内のルールにすることで、いっそうの強制力をはたらかせるのも一つの手なのかなと。
トイレや目立つ場所に「香水は控えめに」という張り紙があると、香水を使っている人であればかなり気になってしまうのではないでしょうか。
とはいえ、ある日突然張り紙をするのも難しいので、まずは全員が集まるミーティングなどで周知することが必要です。
「香水や柔軟剤、ハンドクリームなどは自分がいい香りだと思っていても、他人からすると不快な香りになることもあるので皆で気を付けて楽しく働きましょう!」
といったような注意喚起をしておけば、張り紙も不自然じゃないですよね!
また全体のルールとして広まれば、香水をつけすぎている人に対して、みんなからも注意がしやすくなるのではないでしょうか。
5.女性ウケする香りを知ってもらう
香水をつける男の心理としては、やはり「モテたい」とか「周りの人にいい印象を与えたい」とかいう思いが強いんじゃないかと思います。
でも、女性をキュンとさせる香りも知らずに「香水をつけたらモテる」と思ったら大間違い。
「胸がキュン」じゃなくて「鼻にツーン」なんだよ。
女性の間で人気なのが、やっぱり清潔感のある匂いですよね。
「せっけんの香りやシャンプーの香りが女性に好印象だ」ということを教えて(叩きつけて)あげたらいいと思います。
また、女性一同から香りのキツくない別の香水をプレゼントするのもアリです。
相手としても、もらったからにはつけない訳にいきませんよね。
そして、つけてきたところをすかさず褒める!!
「わー、つけてきてくれたんですねぇ!
やっぱり前の香水よりこっちの方が雰囲気に合ってますー!よかったー!!」
「正しいつけ方」との合わせ技で、いい香りの男に変身させちゃってください。
まとめ
香水って、嗜好品であるがゆえにタバコと同じくらいつっこみにくい…しかも本人は良かれと思ってやってるから尚のこと言いづらいんですよね。
でもね、やっぱりタバコを吸うにも分煙とか歩きタバコ禁止区域とか、マナーが重んじられる時代じゃないですか。
だから、少なくとも職場だとかパブリックな場とかにおいては、香水にもマナーが必要なんじゃないかと。
そして、それを注意する側も相手への配慮を忘れてはいけません。
「お互い様」の気持ちを持って、気持ちよく働ける環境を整えたいですね!
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