・脱いだ服の背中部分が汗臭い
・ブラの後ろ側が臭い
・手で背中を触ったら臭かった
ニオイだけじゃなく、背中に汗をかくとブラの線がくっきり…これはオトナな30代女性にとって恥ずかしい!!
どうも、背中が広くて「男前」とほめられるLenaです☆
喜んでいいのでしょうか…
女性にとっては、うなじや背中のムダ毛くらい気になっちゃうのが背中の汗。
だって自分では見えないし、胸元よりニオイが分かりにくいんだもの。
そんなことで悩んでいる30代女性って多いんですよね。
それもそのはず!
そもそも他の部位よりも、背中には汗腺が多いのを知っていましたか?
私も30を過ぎて、「そうなのっ…!?」と焦ることがあったけど、しっかり対策をしていけば爽やかに汗の悩みとは無縁になれるものです。
今回は30代になって背中が汗臭くなってきたとお悩みのあなたにお届け。
なぜ臭ってしまうのか、その原因に合わせた対策をご紹介していきます。
30代女性の背中が汗臭い原因は4つ
「30歳を過ぎてから、背中あたりが臭い始めた」と気になっている女性は多いもの。
あたしも、職場の椅子の背もたれが汗でしめっていたのに気づいて、かなり慌てた経験があります…
まずは、どうして背中が汗臭くなってしまうのか、原因をおさえておきましょ。
加齢臭
年齢を重ねると徐々に女性ホルモンが減って、男性ホルモンが優位になってきます。
男性ホルモンは汗や皮脂の分泌を促すので、
「汗をかきやすくなってきたなー」
と思ったら、ホルモンバランスの乱れを疑ったほうがいいです。
また、男性ホルモン優位になって皮脂腺が活発になると出てくるのが「加齢臭」
年齢を重ねると、皮脂を分泌する皮脂腺の中で、パルミトレイン酸という脂肪酸や、過酸化脂質という物質が増加します。
この2つが結びつくと、結果的にできるのが「ノネナール」という加齢臭の原因物質です。
引用元:明日に「サ」がつく健康情報サイト サワイ健康推進課
やっぱり女性にも加齢臭があるんですよ…
まだまだ先だろうと侮るなかれ!!日々年齢を重ねていることを忘れちゃダメってことですね。
ミドル脂臭
加齢臭に加え、汗そのものも臭いの原因になっていることがあるんです。
皮脂の臭い(加齢臭の元)と汗の臭い、この2つがコラボレーションしてしまうのが「ミドル脂臭」
汗に含まれる乳酸が皮膚常在菌に分解され、ジアセチルという物質に変わります。
これが、アブラ臭(あぶらくさ)いにおいを出します。
このジアセチルが皮脂のにおいとあわさることで、イヤ~なにおい「ミドル脂臭」になるというのです。
引用元:NHK 美と若さの新常識-カラダのヒミツ-
臭いの原因がダブルパンチだなんて、そりゃ臭うわ。
ミドル脂臭は30代~50代にかけて強くなるみたいだから、早急に対策していくべきです。
背中には汗腺が多いから
背中は、人の体の中で特に汗をかきやすい場所。
なぜなら、汗腺が多いから。
そもそも汗をかくのは体温調節のためなので、汗を蒸発させる面積が広い背中が汗をかきやすいのは当然なんです。
そして、汗をかきやすい・皮脂がでやすいということは、先程お話した「ミドル脂臭」「加齢臭」を生み出しやすいことも分かりますね。
服に雑菌が繁殖するから
服の背中部分が汗臭いと思ったら、それは着ている服についてしまった汗や皮脂が原因かもしれません。
服の吸い取った汗を雑菌がエサに繁殖したり、皮脂が酸化したりする時に臭いを発生させてしまうんです。
そして、衣類の臭いは繊維の奥の方に蓄積されてしまうので、衣類の臭いが取れにくくなることにもつながってしまいます。
背中の汗を臭いと言わせない女性へ!対策法4選
年齢が原因で汗の臭いがキツくなってくるなんて、ショックですよね。
「ていうか、30代で「ミドル」って言い方ちょっと早くね?」と思う気持ち、分かります。
でも、諦めるしかないと思わないで。
体質改善と日頃のケアで、格段に背中の汗臭さを抑えることができるんです。
制汗剤は使う量に注意
外出先などでの背中の汗、応急処置にはやっぱり制汗剤ですね。
ただ、汗をかくというのはやはり体温調節のためなので、やたらめったら使うというのはオススメできません。
制汗剤は殺菌成分が高く、だからこそ臭いのケアができるわけですが、使いすぎると必要な常在菌まで殺してしまいます。
使用量には気をつけたいところです。
汗ジミ対策をしっかり
制汗剤は、「汗をかく」という身体に必要な機能に対して、ちょっとデメリットがありましたね。
となると「汗をかく」ということは前提に、それが臭わないように、汗ジミが目立たないように考える必要があります。
汗を吸収してくれるインナーや通気性の高いインナーを使うようにしましょう。
服についたニオイをすぐに消臭できるスプレー
汗をかく前、かいた後でも、服につくニオイを消臭できちゃうスプレー。
直接肌につけるのはNGですが、しっかり乾かしてから着る分にはインナーにも使用できるのが嬉しいですね。
汗腺トレーニング
汗腺の機能が落ちてくることで、ベタベタとした悪い汗=臭う汗をかいてしまいます。
でも、汗腺はトレーニングできるんです!
しかも、バスタイムに出来るというお手軽さ。
・43℃くらいの熱めのお湯を、バスタブの1/3くらい張る
・お酢をコップ1杯くらいお湯に入れる
・主にひざ下・ひじ下を15分くらいつける(バスチェアを浴槽の中に置いて座り、前かがみになるとやりやすい)
・湯船に水を足して、36~37℃くらいにして15分くらいつかる(リラックスのため)
お酢には汗腺の機能回復を手助けしてくれる効果があるので、できれば入れた方がいいです。
これを毎日続けることで、全身の汗腺トレーニングにつながっていきますよ。
皮脂を過剰に分泌させないため、お風呂上がりは背中の保湿ケアも忘れずにしましょうね!
手軽に抗酸化!サプリメント
加齢臭が年齢と共に進むことを考えると、できるだけ若さをキープしたいですよね。
皮脂が皮膚の酸化を促してしまうというし…
このままじゃ臭いだけじゃなくてシミ・シワに悩む日も近い!?
そんな「身体の酸化=老化」ともいわれる時代…抗酸化作用のある食べ物を取ることで若返り効果を狙うのも、当たり前になってきました。
でも、抗酸化作用のある食べ物をメニューに組み込むのってなかなか面倒。
そこで、手軽に若返り効果をゲットすべくオススメしたいのが、サプリメント。
食材のように加熱で栄養素が壊れるようなこともなく、身体に吸収されやすくできているので、効率よく抗酸化物質を取り入れることができますよ。
まとめ
30代は、女性にとってお肌や体型だけでなく臭いも変化しやすい年代。
20代までは汗をかいても、デオドラントや制汗剤を使っていればよかったけど、これからは「汗をかかないように」と安易な汗対策をしてしまってはダメ。
身体の中や年齢による変化をしっかりと受け止めて、その上でスマートに汗と臭いの対策をしていきましょうね。
コメントを残す